広島・八昌 カキの鉄板焼きとそば肉玉(1,627円)

29/12/2006広島,鉄板/粉もん料理,ひるたび・さんぽ,よるどき

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 このブログと同時並行で、夕食の記事を集めた“food review”というページを作っているものの、アナログな作り方のページだけに、ネタが溜まる速度ほどに記事を書くことができないという状況に陥っている。
 このままだと、いかん…いかん…いかん…ということで…
 「よるどき」
 のコーナーを始めることに。ということで、まずは出張先で食べたお好み焼きのお店について。
 広島出張ということで、カキ料理とお好み焼きのお店を探していたところ、「とりあえず、この店には行ってけ」ということで紹介されていたのが、この八昌というお店。
 路電の銀山町という駅で降りて、薬研堀の繁華街を少し奥に進むと、こんな感じに行列が目印となっているお店がある。一人客だったので、すんなり入れたのだが、4人以上のグループ客は軒並み入店できない状態だった。
 店内に入り、上着を壁際のハンガーにかけて入るときに目に入ったのが
 「カキ入荷しました カキの鉄板焼き」
 の文字。これを見た時点で自分の目的の50.5%は、カキにシフトしてしまった。ということで、これとこのお店におけるスタンダードである「そば肉玉」を1枚注文。
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 鉄板焼きを注文すると、最初に出されるのがこのキャベツ。ポン酢が染みた大根おろしと一緒に食べて、口をさっぱりさせる。そして、奥の鉄板で焼かれたカキが、目の前に運ばれてきた。
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 まず、ニンニクの芽の香りが鮮烈!そして、牡蠣エキスがぞんぶんに流れた脂をまとった、この芽が旨い!!
 そして、牡蠣は…言うことなし。香ばしく焼かれたことによって、旨みが封じ込められている。塩コショウをつけて食べるのが本流らしいのだが、自分としては何もつけずに、ニンニクの香りと共に食べるのがベスト。
 そんな牡蠣を食べ終えて、鉄板に残った牡蠣エキス脂をふき取ってから(本当は、この脂とお好み焼きを絡めて食べてみたかったが)、お好み焼きが鉄板に…
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 どーーーーーーーん!と鎮座。そして、お好み焼きの縁ではソースが…
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 じゅわーーーーーーーーっ!と香りを放つ。
 さっそく、コテで切って食べると、一番驚いたのがやきそばの水分が適度に抜けて、歯ごたえを感じる固さになっていること。
 この薄いお好み焼きの中には、たっぷりのキャベツ、もやし、豚肉、天かす、そして玉子が、薄いながらもしっかりとした生地によって包まれており、おたふくソースの甘みによって、味が際立っているので、テンポよく胃に入ることに。
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 また、鉄板で熱されたお好み焼きは食べているうちに、生地が徐々にパリパリとした固さになり、キャベツと同じような食感だったものが、しっかりとしたキャベツの土台へとシフトしていく。
 食べ終わるころには、征服感と満足感に満たされること確実のお好み焼き、これは行かねば。
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著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu