【埼玉県さいたま市】まるで液体焼肉!『肉山』大宮店のランチタイム限定カレーには、赤身肉専門店の矜持とソウルがぎゅーっと凝縮されていました!
予約の取れない赤身肉専門店としてお馴染みの『肉山』。
オープン以来の快進撃が続き、名古屋、大阪、神戸、仙台、福岡、高松、新潟…と全国各地に立て続けに出店していますが、現在、関東の支店は先月オープンした横浜、千葉そして大宮の3店舗。
もちろん、予約が取れない状況は同じですが、ある日の晩、奇跡が起こり大宮店のキャンセル枠に滑り込み成功! こんなにパワフルなローストを堪能したり、
こんな感じのビフカツの旨さに溺れつつ、赤身肉と野菜にこだわり、そして生卵ご飯で締めるコースを堪能したのでした。
そんな肉山の名物メニューがカレー。締めの一品をカレーにするか生卵ごはんにするかで、誰もが迷ったあれです。自分も、「両方食べることができればなぁ…」と思っていたのですが、なんと今日から、大宮店のランチタイムにカレーの提供がスタートしたんです!
メニューはもちろん肉山カレーの一品張り、そこにトッピングが3品選べるシンプルな体制です。でも、何が嬉しいかといえば、一口ビールがあることでしょう。
お馴染みの29グラスになみなみと注がれた一口ビール。少しだけ口をつけて主役の登場を待ちます。
そして、カレーの登場!大きなお皿の上にハンバーグが隆起した姿は、昼登山するには申し分のないルックス。ニンジンが気持ち大きめにカットされているところに、野菜への思いと矜持を感じます。
サラサラしたソースを口に運ぶと、濃厚な肉のエキスや蟹の風味が口の中に広がりながら、唐辛子が心地よく刺激します。肉屋さんだからこそできるこの仕立ては、いわばスパイスの効いた液体焼肉。一滴一滴に魂が入ってます。
色々な肉が入ったソースなので、一口ごとに鳥・豚・牛の赤身肉や牛すじ・ホルモンの違った食感と風味が口の中に放たれるのですが、これが楽しいんです…! ご飯はもちろん、ビールも進むってやつです。
そして、頂点のハンバーグに手を伸ばせば、シンプルに力のこもった肉の旨味がじわりと。ソース自体がかなり肉々しいのに対して、むしろこれがバランスを図るかのような存在。もちろん、ソースが隅々まで染みれば…言わずもがなです。
で、驚きだったのがキムチとの相性。家庭的なカレーだとほぼほぼ合わないのですが、肉の旨味が前に出たソースとの相性は抜群。液体焼肉なのを考えると、合わないわけないですよね。
現在、同じ形態でイートイン提供している支店は高松と福岡。そして、渋谷のテイクアウト専門店だけ。昼下がりに一口ビールを呑みながら肉山のカレーでお腹を満たす。いやぁ…贅沢なランチタイムです。ただ、これを食べると夜の味が恋しくなるので、予約状況を考えると嬉しい悩みですが…