先日、取材で久しぶりに八戸へ。初めて訪れた八戸ブックセンターや、
マチニワの中で青く輝くシンボルオブジェ『水の樹』に見とれてしまいます。
打ち上げ花火よろしく上から見るか横から見るかじゃないですが、下から見上げると木々の中を循環する水の音が心に染み入ります。
ところで、このオブジェのモチーフになったのが「海の樹」という考え方。市内の道路を塗りつぶすと太平洋から栄養を享受し、大きな木のように町が発達したように見えることにちなんだもの。
もちろん市内には馬淵川と新井田川が流れてますし、そう考えれば八戸は立派な水都。そして夜の横丁では呑み人の身体にお酒が流れるいわば酔都です。
そんな街でホロ酔いになった身体が恋しくなるのは甘いもの。ただ、札幌のような締めパフェのお店はないので、一晩寝かせてこのお店に行くのが一番。フルーツ&パーラーおだわらなら10:00からパフェ類が楽しめます。
10年ほど前に来たときにはフルーツサンドとケーキのセットをいただきましたが、今回はプリンアラモードを注文。
寝ぼけ眼もパッチリ目覚める鮮やかなフルーツの艶。さっそくいただきます!
大きめカットの柑橘類もメロンもいちごもバナナも、船のような透明な容器の中でプリンを囲んでキラキラしています。
プリンの甘さはさっぱり目、果物の甘さを際立てる加減です。だからこそ、フルーツの甘さや酸味がしっかりしなきゃいけないところですが、もちろん期待をはるかに上回ってくれました。
みずみずしいグレープフルーツ、しっとり口溶けするバナナに柿、メロンの上品な甘さ、いちごのスッキリした甘さ…このバランス、絶妙です。そこに、生クリームとバニラアイスも待っているのですから、ボリューム的にもしっかり朝食として機能します。
こちらがいちごのパフェ。えぇ、もちろん美味しいに決まってるじゃないですか…!
リニューアルされた店内でフルーツの魅力を堪能する。これも八戸の街歩きの一つの楽しみです。