居酒屋/パブ よるどき

【埼玉県さいたま市】海の幸からおでん・串揚げまで、さいたま新都心の『たくみ』は酒呑みも食いしん坊も頼りたくなるお店です!!

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たくみ−01

さいたま新都心駅から歩くことおよそ5分、旧中山道沿いに立つ一軒のお店。

たくみ−02

入口を照らすスポットライトの明るさと、マンガに出てくるような三角屋根を模った壁に惹かれて、店頭の黒看板に近づいてみると『富士山サーモン昆布〆』の文字。淡水エリアから海なし県に運ばれてきた魅力的な素材に誘われて、ドアの先へと向かうことにしました。

たくみ−03

外観から想像できない広々とした空間に、座敷席とカウンター席のミックススタイル。常連さんと思しきお客さんの談笑する声が心地よく、おいしさを盛り上げるBGMになってくれそう。そんな気分で座敷席をずらりと並んだ日本酒のラベルが見守ってくれます。

たくみ−04

もちろん、人気メニューランキングの中にも、富士山サーモン昆布〆の文字を発見。ビールを頼むよりも先に勢いよく注文したところ、「すいません、まだちゃんと締めきってないので、今日お出しするのはできないんです」とのこと。

ラーメン屋さんで言う『旨いスープができなかったので今日は休業します』的なもの。一瞬の残念感はあったのですが、むしろ看板メニューのクオリティはしっかり守って出したい!という心意気に、感銘を受けたのは言うまでもありません。

たくみ−05

ということでハートランドを呑みながら食べ物を考えよう…と思っていたところに、ビールと共に運ばれてきたお通しは大ぶりな生牡蠣。磯の香りに導かれて厚岸の恵みを口に運べば、潮の風味で際立ったクリーミーなエキスが、なめらかに膨よかに広がります。

たくみ−06

となれば、魚自慢を謳う店の刺身盛り合わせを注文するのは当然の流れ。

たくみ−07

コチやヒラメの昆布締め、イカ、トビウオのたたき、タコ、ムツの焼き霜づくり。そして、マグロはカナダもの。昔、ボストンのマグロが旨いという話を聞いて以来、実は北米の北で水揚げされるマグロに魅力を感じているのですが、口に運べばその実力は一瞬で解き放たれました。

旬の地魚を取り揃え、必要に応じてひと手間で素材の味を際立てる。昆布の旨味と白身の上品な旨味がしっかり結びついた昆布締めや、弾力の先にある甘みがキレイだったり。どれも魚が持つ長所がくっきりと浮かび上がってきます。

たくみ−08

口開けという以上に胃袋の入口が全開になったところで、お次はこれまた名物だというおでんを注文。大根から牛タンまで、色々な具材が並ぶ中、真っ先に盛り合わせにチェックを入れたのは、きっと人間工学に基づいた何かが働いたはずです。

たくみ−09

大皿一杯にキレイに盛られた姿は圧巻で、練り物もちくわもナルトも卵もみんな艶やかな立ち姿。その味付けは昆布や煮干し、干し椎茸などをふんだんに使ってダシ材の旨味が凝縮した『黄金の出汁』、奥まで染み込んだおいしさに心も身体も温まります。

たくみ−10

お次はもう一つの名物串揚げ。これも単品全部!と言いたいところでしたが、まずは盛り合わせからスタートしてみます。

たくみ−11

ズラリと並んだ串の数々。ネタの色がくっきりと浮かび上がって色鮮やか。

きめ細やかなパン粉の衣が作るサクサクと軽快な食感。どれも熱の入り方が絶妙で口あたりも巧妙。個人的には魚のアラを串揚げにしたものが印象的。身の食感はふんわりし臭みなく脂がトロリ。仕入れのタイミング次第で運良く出会えるのかもな一品は、レア感が隠し味です。

たくみ−12

これだけ食べるとなかなかお腹いっぱいになるもので、〆のごはんものとして焼きそばを注文。ソースソースしたタイプではなく、野菜炒めの中に中華麺を組み合わせた具だくさん系。

ヘルシーな一品という意味でも女性向けな一品は、麺の予想外にモチモチした弾力も楽しく、ちくわの弾力が効いてます。

たくみ−13

スイーツは杏仁豆腐。こちらもフルフルと心地よい舌触り。優しく締めくくってくれます。

初めてのお店なので、もちろん一度で全部フルコンプというわけにはいかないのですが、特に酒呑みの方には飽きがこないはず。もちろん、あまり呑めない人でも楽しめるはず。

「海なし県?それがどうした。」

こんなお店があれば、胸を張って堂々と言えちゃいます。

  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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