
国道7号線・西バイパス、石江交差点。
ショッピングモール・ガーラタウンをはじめ、ヤマダ電機、カブスーパー、スタバ、ユニクロなどが並ぶ、買い物と外ごはんの利便性が高いこの一角に、なぜか集中しているのが焼肉店。
青森市で焼肉といえば、『だいじゅん』の名前がパッと頭に浮かびますが、
こちらは交差点の地名を石江から焼肉に変えたくなるほどの、店舗数の充実ぶり。
その一つが炭や。本店は青森駅から青森県立美術館に向かう浪館通り沿いにある、小さな精肉店の二階に七輪スタイルの焼肉店を併設したお店。一方、ガーラタウンの入口に構える西バイパス店は、直角三角形の外観が目印の焼肉店です。

見た目から想像できない広々とした店内の一角には個体番号リストが。青森のブランド牛・倉石牛を中心に、東北ビーフなラインナップが揃っていました。

メニューを見れば、カルビや牛タンのボリューム感に食欲を掻き立てられ、

「初めて来たし、最初はこれを焼きまくってみようかなぁ・・・」と思わせる盛り合わせもおいしそう。

でも、目を惹いたのはこの定食メニュー。ランチタイム営業をしている焼肉店なら割と見かけるものの、夜も定食を出しているということは、一人でふらっと入って夕食に焼き&ライスができる。そんな選択肢を提供している時点で、使い勝手の良さに一本!ということで、冷麺セットを注文してみました。

まずは主役のお肉とライスとサラダ。

いや、この牛サガリの量がすごいんです。数切れの肉を整然と並べて赤い面積を稼ぐ余白重視スタイルではなく、大きめのお皿にドーンのうれしい姿で登場!

網に乗せれば、タレの焦げる香りが立ち上り、焼き色に染まったお肉を頬張れば、ジュワ~っと広がるパワフルなエキス。赤身エキス好きにはたまりませんし、もちろんごはんも止まりません!

しかも、そこに運ばれてきた冷麺もデカいんです!熱々になった口を、冷麺のスープとモチモチの麺で冷やしながら、胃袋をどんどん満たしていく。この感覚が焼肉定食ならではの醍醐味ですよね。

でも、追加でレバーも注文しちゃいました。プルプルの弾力と味の濃さにこちらも満足。

牛カルビ定食の肉の量もいい感じ。いや、本当にどれを頼んでも「おぉー!」となっちゃうんです。
次は炭や定食かまんぷく定食か。気分で選べるのが本当に嬉しいところ。定食を制覇して単品を制覇してと、通い甲斐が生まれるってもんです。