【三寿司/岩手県盛岡市】静かなる盛岡名物の納豆巻


数週間前、ちょっと夜遅めの時間に盛岡へ。

週末ということもあって、繁華街のお店は大入り満員。自分が行こうと思っていた三寿司も例に漏れず、カウンターもテーブルも満席。ということで、お目当ての一つだった納豆巻を、お土産に包んでもらいました。

三寿司の納豆巻

この素敵なルックス。波平さんやマスオさんが飲んだ帰りに持っている折詰は、きっとこんな感じ。蓋を開ければ寸分の隙間なく詰まった納豆巻き。黒く艶々した海苔をつまんで引き上げれば、丸々した納豆がぎっしり詰まった姿がお目見え。

口に運べば予想以上に納豆の香りが広がってきます。思いの他粘りが少なく、スッと噛み切れるのですが、モグモグと口を動かすたびに段々と粘りが出て来て、歯触りが心地くなります。

一口サイズではなく、二口三口で食べ切る長さになっているのは、きっと、海苔やシャリを噛み切るこの食感あってのこと。

納豆巻のようなシンプルなものだからこそ、技を宿し工夫を凝らし続けることで、今も愛される盛岡の静かな名物。一人で折詰を食べ終えたときには、咀嚼が止まらずお腹は一杯だったのですが、もう一つ折詰があったら、おそらく蓋を開けていたことでしょう。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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