【気仙沼大島大橋/宮城県気仙沼市】祝開通!亀山展望台から圧巻の景色を楽しもう!!
無限に広がる空を鏡のように映す海に架かる、一本の白い橋。
気仙沼の離島・大島と本土を結ぶのが、今年の4月7日に開通した気仙沼大島大橋。これまでは気仙沼港からフェリーで渡るしかなかった大島にマイカーで行けるとあって、開通日には3時間で2000台が通行。市内にも渋滞が発生していたそうですが、先週の金曜日は平日ということもあってか比較的スムーズに橋まで到着しました。
ちなみに、気仙沼駅から自動車で向かうルートには、「大島→」といった簡易版の案内板も設置。「古いカーナビだと道が表示されないかも!?」という方でも、ゆっくり走って案内板の指示に従えば橋に到着します(これ、本当に役立ちました)。
橋を渡ったら海沿いを走り道路工事区間を抜けると、お目当ての亀山展望台への道に通じます。
開通後の目玉スポット間違いなしということで、山道の中腹付近には30台ほど入りそうな駐車場も。一応、展望台付近にも15台程度の駐車スペースがあるものの、途中で1車線になってすれ違いにちょっとストレスな場所があるので、個人的にはここに停めて徒歩で登ることをおすすめします。
展望台に向かう道はなかなかの勾配ですが、道すがらでは桜と椿がお出迎え。可憐に咲く花が織りなす気仙沼ならではの眺めに疲れを忘れます。
展望台に向かう階段の横に立つレストハウスには、三陸復興国立公園の文字が。ここから窓ごしに見える気仙沼市内の景色も素敵ですよ!
亀山と小亀山。標識の先に見える海岸線と山を染める色もまた素敵です。
標高235メートル、これが展望台です。一歩ずつ登ってデッキから見える景色は・・・
息を飲み言葉を失う絶景でした! 斜面に咲く桜の先に大島の南側の全貌がくっきりと見渡せ、
気仙沼大島大橋の先には港の姿。
見渡せば唐桑方面までくっきりと。朝焼けや夕暮れ時の顔も楽しみですし、四季折々にカメラを積んだ車を走らせたくなる。心からそう思えるパノラマでした。
現在の前には、こんなイラストが書かれたベンチに腰掛けて小休止もいい感じ。
こちらが小亀山からの眺め。左側には大きな桜の木が見守っているのですが、開花にはちょっと早かったようですが、GWには見頃になるはず!!
長さ356メートルの道は未来への架け橋。三陸自動車道の整備も進んで仙台と気仙沼の距離がぐっと身近になった先に、こんな堂々たる橋があることが嬉しくなります。