
大阪の夜、「何を食べるか?」で真っ先に浮かぶのは焼肉。
ということで、道頓堀のアメリカンから散歩がてらに、
ブラブラとなんば駅に向かいます。
これから出てくるボリューミィな肉の数々を想像すれば、
蒸し暑くても小雨が振りつつあっても、
まったくに気になりません。
唯一、携帯のバッテリーが切れたときは
マップ機能に頼っていたので流石に焦りましたが、
見覚えのある交差点にたどり着き、
水色の暖簾を確認すれば、
あとは空席があることを祈るばかりです。

大丈夫でした。
早速、ビールと上タン塩を注文。
身体から失われた透明な汗を、
琥珀色の液体で補給します。
箸で持てば、重さでしなるタン塩をグリルに乗せて、
疲れを吹き飛ばす勢いでがぶっと頬張れば、
スイッチが入ります。

ここからはタレ系を次々と。

上ロースにハラミを注文し、
脂が焼ける音と煙に包まれながら、
口にはエキスの層ができつつあります。

こうなると止まりません。
カルビとツラミもいただきます。

噛んで噛んで飲んでは噛んで。
お店の熱気も手伝って、
酔いはあっという環状線のごとくぐるりと身体を周り、
お腹いっぱいになりました。
フワッと心地よい気分でお店を出て、
なんば駅に向かう足はちゃんと真っすぐ踏み出せない感じでしたが、
ホテルまでのこの足取りが、旅の醍醐味なんですよね。
