京都・新福菜館本店 中華そば(並)とヤキメシ(650+500円)

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京都駅周辺で昼食を食べる。
これって意外にハードルが高いものです。
というのは、駅前には湯豆腐や会席のような、
いわゆる京都らしさの象徴たる食べ物が、なかなか見当たらず、
錦市場に行けば色々あるものの、
この季節、暑さが強い京都で駅から歩くにもちょっと…という具合だから。
そこで、足を運んだのが京都の老舗ラーメン屋さん。
お昼少し前の到着だったのですが、
隣の第一旭と共に店頭には行列がありました。
偶然できた空席に飛び込み、壁に貼られたメニューから注文したのは、
中華そばの並サイズとヤキメシ。
なんといっても特長はこの黒いスープ。
そこに浮かぶ鮮やかな九条ネギの色と香り、
たっぷりのチャーシュー。
このコントラストは唯一無二でしょう。
レンゲでスープを掬い口に運べば、
色のイメージと違って塩濃くない味に驚き、
丸い黒醤油の味わいに染まった、
かんすい少なめのストレート麺を啜れば、
青森のまるかいのようなムチムチ感を思い出します。
強いハリというのではなく、
どこか繊細な食感の余韻を舌に残すのが、
京都らしさといったところでしょうか。
そして、もう一品ここで欠かせないのがヤキメシ。


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これもまた黒々と輝く一品。
一口食べれば、こちらはしっかり目の味付け。
なのでビール向けの印象ですが、
食べ進めるほどにラーメンスープとの相性を強く感じ、
どちらが欠けるという発想が浮かばなくなります。
京都的な要素は真逆な感じなのに、
心惹かれるのは絶対的な味の魅力。
ある意味、これは「京都に旨いものを食べに来た」の
踏絵的な存在なのかもしれません。

プロフィール

【ローカルフードデザイナー/うまいものフォトライター】

元国家公務員→ブランディングデザイン事務所・合同会社ソトヅケの代表です。食や旅をキーワードとした会社やお店のブランド構築と、お客様に繰り返しご利用いただくための日々の支援に取り組んでいます。

商品企画、広告写真撮影、ブランドツール・コンテンツ制作、販促企画、広報支援等幅広くサポートしています。

詳しいプロフィールは、以下のアイコンからご覧ください。

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