青森 東北 カレー ひるベスト!!!

弘前市・カレー&コーヒーかわしま チーズフライカレー(750円)とコーヒー

投稿日:13/02/2009 更新日:

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弘前のメインストリート・土手町は、食べ歩きをするにはうってつけの道。下土手町には居心地のいいカフェや中三百貨店が誇る味噌ラーメン「中みそ」がある。

弘前・CAFE JEEBA 1杯のドリンクと、2つのスイーツ。
弘前城の参勤交代の際に使われた街道だった土手町は、一本の道でつながっているものの、上土手、中土手、下土手の3エリアに区分されている。 で、ある日の午後に足を訪れたのは一番城に近い下土手にある一軒のカフェ。ここは、昔から街に残る香りをそのまま受け継ぐというよりは、土手町の昭和と平成が色々な意味で混沌とした街中に、くっきりとシャープな印象を与える外観のお店だ。 テーブルに置かれた小さなメニューに導かれ、壁沿いの席に座る。リゾート地のホテルのような内装が、カフェ空間という一つの箱に詰まった世界観をしっかりと、でも自然体で主張する。 そんな空間で、1杯のドリンクと2種類のスイーツを注文した。 「あずき・カフェ・コン・レーチェ」という、あずきをメインにしたドリンク。ホイップの層、コーヒーの層、そしてあずきの層がくっきりと分かれている。 さっそく混ぜて一口飲んでみると、ネーミングのような違和感の印象が先走る組み合わせではなく、ほんのりとやさしい甘さが、コーヒー本体の味を損なうことなくドリンクに深みを増している。 また、ホイップの軽快な口当たりも、不思議な取り合わせで美味しいという印象を更に高め、飲み心地の良さを生み出している。 スイートアップルシナモン。香ばしく焼かれた生地には、たっぷりのリンゴが詰まっている。フォークを入れる度にフワっと香るシナモンが、リンゴの酸味と甘みを際立てる。 加えて、生地自体のグシュっとした弾力を楽しむのに、濃厚なアイスとシロップ、そしてクリームがあるのがうれしい。すべてを合わせてもしっかり一つ一つの要素は活きている。自分がカフェを訪れた時に、一番うれしくなるのは、そんなハーモニーに会えた時だ。 りんごバターとさつまいものワッフル。このお店のキーアイテムであるワッフルは、シーズンごとに装いを変えて登場する。 表面がカリっと香ばしく焼かれ、雪が降ったかのような砂糖が清廉を彩るワッフルだけ食べても美味しいところに、さつまいもの自然な甘さとリンゴバターのキレのあるコクが組み合わさる。そんなうれしい贅沢は、洗練された魅せ方から生まれている。 これだけ美味しいドリンクとスイーツが置いてある店、しかも居心地がいいお店。これだけで自分にとっては十二分に弘前を訪れる理由になる。多分、街を訪れる理由は一つでよく、その一つをどれだけ愛せるかが重要だと思う。

一方、紀伊国屋がある交差点のほど近く、上土手町のエリアにあるのがこのお店。アーケードに描かれたカレー&コーヒーの文字が、妙に期待感を高めてくれる。

階段を上って店内に入ると、家族づれのお客さんやカップルのお客さん、あるいは仕事のエネルギーを充填しにきたお客さん。そんな色々な顔ぶれが、お店の空気感を無言で証明してくれる。

メニューを見ると、カレーライスのバリエーションがすごい。○○カレーものはもちろんのこと、カレースパゲティがあったり、カレー丼があったり。そんな豊富なラインナップから選んだのが、チーズフライカレー。

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まずは、一口ソースを。困った…青森で食べたカレーの中で一番好きな味だ。インド料理店のカレーのように、スパイスの足し算による瞬発力を食べるというよりは、カレーソースの深くやさしいまろやかな味を食べるといった具合。うーん…止まらない。

ここに、チーズフライを加える。トロトロのチーズが切れ目から流れ出し、やさしい家庭味のカレーに僅かな塩加減とコクを加えてくれる。カツカレーのような固形揚げ物の場合、カツとかはソースと交わることなく終わるが、これはしっかりと具であり調味料になってくれる。

また、プレートの横に添えられたポテトサラダは、素材の味を前に出したつくりで、少し粒子感が残っているのがツボ。しっかりとジャガイモしているこの一品は、箸休めにはもってこいというのではなく、立派な副菜。

そして、福神漬を…といきたいところだが、個人的なオススメは紅ショウガ。このお店のカレーソースと相性バツグン。酸っぱい刺激がカレーのコクを一層引き出してくれる。津軽では、いなりずしに紅ショウガを入れて赤くするが、思うに、ごはんと紅しょうがの組み合わせというのは、津軽の王道なのかもしれない。

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食後のコーヒーを口にしながら、次のオーダーに思いを馳せる。でも、近い将来なんてタイミングではなく、本当に近いうちにまた訪れたくなるお店だ。

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takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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