ひるどき高知シリーズ・その7 ~はりまや町・ドナルドダック ソフトクロワッサン、ぼうしパン、ちくわの入ったパン(340円…のはず)~

25/03/2007高知, 四国, パン, ひるグッド!, ひるたび・さんぽ

07-03-25-1.JPG
 土曜日の午後、木製のアーケードが名物となっている、はりまや町の商店街を歩いていると、魚屋さんやお惣菜屋さんがある細い商店街を発見。で、そこを抜けて右手に見えたのがこのパン屋さん。
 昔からの建物をそのまま使っているので、妙な貫禄を感じさせる一方、店員さんは若い女性の方。そんなギャップに魅力を感じたので立ち寄ることに。
07-03-25-2.JPG
 ショーケースに陳列されているのは、洗練された外見ではないものの、味わい深そうなパンばかり。経験則的に、この手のパン屋さんには宝石が眠っていることが多いので、ソフトクロワッサンとぼうしパン、そしてちくわが入ったパンを購入。
 で、土曜日は食べる胃の隙間がなかったので、翌日の日曜日、東京に戻る飛行機の中で食べることに。
・ソフトクロワッサンとぼうしパン
07-03-25-3.JPG
 どちらのパンにも、本体が別の生地で被われているのが特長。ぼうしパンは、ロールパンを厚さ約6ミリ程度のカステラ的なスポンジ生地が被っており、ふんわりと一定の空気感を持つカステラの食感と中のロールパンが持つ、皮と中身という3つの食感がドとミとソの和音的に口の中に広がる。
 味も、カステラの甘さとコクが強く、ロールパンが比較的あっさり味になっていることで、全体が上手く調和されている。
 一方のソフトクロワッサンは、一口噛むとサクっと軽い食感。表面の生地がメロンパンの表地を薄くしたかのような軽さと、ほんのわずかに固さを持っているのだが、これが効果的。軽さの後にクロサッワンのバター感がずんずんと広がってくるので、見た目のイメージよりも、スケールのある味に仕上がっている。
 で、そんなことをしているうちに、羽田に到着してしまったので、残りのちくわパンは自宅で食べることに。
07-03-25-5.JPG
 実は、ちくわパンの中には「タケノコのサラダが入っています」と聞かされていたので、どんなものかとさっそく食べてみると…
07-03-25-7.JPG
 細いちくわしの穴いっぱいに、角切りタケノコとツナのサラダがたっぷり。シャクシャクした食感のタケノコが、季節感とおいしさを演出している。また、ちくわの穴に入れる必要があるのかという部分についても、ちくわの弾力があってこそタケノコの食感が活きる組み合わせ。これは絶妙な設計である。
 やっぱり、地方のパン屋さんには、宝石が眠っているものである。
————– 
 今日もご覧いただきまして、ありがとうございます。こちらもクリックいただけるとうれしいです。人気blogランキング・レストラン・飲食店部門)へ

この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/Local-Fooddesign代表。「10年後でも古びないモノ・コトづくり」をコンセプトとした商品・サービス開発、既成品リニューアルをはじめ、食と旅がテーマのコンテンツ制作・事業、編集、撮影、執筆、漫画原作、講演を手がけています。プロフィール・事業実績はこちらから

Posted by takapu