【ぶっかけうどん小野/埼玉県さいたま市】北与野で讃岐うどん!ブ厚い「かき揚げぶっかけうどん」と「きつねかけうどん」

06/04/2018埼玉,関東,うどん,ひるベター!!

ぶっかけうどん小野の外観

さいたま市内を車で走っていると、道沿いに見かけるのが武蔵野うどんのお店。

あの筋肉質のうどんが食べたくなった時にすぐ駆けつけることができたり、チェーン系の讃岐うどん店も含めると、ここは選択肢豊富な隠れたうどんシティ。そんな町のスタイルを充実させるお店の一つが、ぶっかけうどん小野。

北与野駅から歩いて15分程の距離は、お腹を空かすには丁度いい腹ごなし。店頭の掲げられたダイナミックな看板が目印です。

ぶっかけうどん小野の店内にあるポリシー

元々、讃岐で修行をしたご主人。店名に掲げる「ぶっかけうどん」への想いを読み取った後は、無数のメニューから今日の相棒を決める至福のひととき。「大きなごぼう天」や「アゲアゲぶっかけ」の文字に迷いつつ、レギュラーメニューに目を送れば…

ぶっかけうどん小野のメニュー

これが更なる悩みの起爆剤に。もちろん嬉しいほうです。

ぶっかけ、かけ、ざる。しかもぶっかけには「ひやひや」、「あつあつ」、「ひやあつ」の三種類。今日が初訪問なのを考えると、最初の一手はぶっかけうどんに。気温と相談して「あつあつ」のかきあげぶっかけで注文です。

ぶっかけうどん小野のかき揚げぶっかけ

目を奪ったのはドーンと鎮座する野菜のかき揚げ。ひと目でわかる大根おろしのきめ細やかさにも心踊らせつつ、さっそく湯気立ちのぼる器から、お出汁を注いでいただきます。

ぶっかけうどん小野のかき揚げぶっかけ(アップ)

啜る瞬間に唇に触れる滑らかな表面の心地よさ、モチモチの食感から広がる小麦の甘さ。しなやかなハリとコシをまとった麺の魅力を彩るいりこ、鰹節、昆布の旨味ががっちりスクラムを組んだお出汁。抜群の喉越しまで一気です。

また、大ぶりのかき揚げもかぼちゃ、にんじん、タマネギ、コーンと具だくさん。醤油タレがキリッと引き締める出汁の中で野菜の甘さがキラリと光り、揚げたてサクサクの食感と相まって箸が進みます。もちろん、食べ進めているうちに出汁が衣にじゅんわりと。欠かせない醍醐味ですよね。

ぶっかけうどん小野の、きつねかけうどん

こちらは、きつねかけうどん。澄んだ色合いのお出汁は優しく少し甘めの仕立て。もちろん、揚げはじゅんわりじゅわじゅわ。

ぶっかけうどん小野の備え付け揚げ玉

ここにテーブルに設置された揚げ玉を投入すれば、関東的なきつね&たぬきが楽しめます。

他にもランチタイムには200円で4種類の天ぷら盛りが追加できたり、讃岐ならではのセルフおでんも完備されていたり。マイナス50円で麺少なめにできるのもありがたいポイント。選んで啜る楽しみを存分に味わうしかない!そんなお店です。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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